そうですね。たしかに子供の歯はいつかは全て大人の歯に生え変 わってしまいます。

ですから少しくらいのむし歯だったら放っておいてもぜんぜん大 丈夫かもしれません。

でも必ずしもそうとばかりは言い切れないの です。

なぜなら乳歯は永久歯とはちょっと違う特徴があるからです。

その特徴は、

 

■歯の質が軟らかいこと

■物が溜まり易い歯の形をしているということ

 ■虫歯になると永久歯とは比べもの にならないほど早いスピードで広がる

 

というものです。

 しかも子供は大人ほど痛みに敏感ではなく、油断をしているとすぐに大きな虫歯ができてしまいます。

 乳歯の虫歯を放置しておくと、先にお話したように、すぐに虫歯が 進行し、

歯の根っこの先まで虫歯のばい菌が侵入してしまいます。

■ ■ ■

 そうなると乳歯の根の下にある永久歯が上手く成長できず、形が不 充分になったり、

永久歯が出てこなくなったり、ときには永久歯がその病気のところを避けて変な所から出てきてしまい、将来の歯並びに 影響がでてしまうこともあります。

このように乳歯の虫歯だからといって油断してしまうと将来大変なことになることもあるので

しっかり歯磨きをしてあげてください。

歯磨きのコツは毛先の小さな歯ブラシで歯の一本、一本を丁寧に磨 くことです。

時間がかかりますがお子様とのスキンシップのひとつと思って頑張ってください。

 またおやつなど間食をだらだら食べていると、どんなに上手に歯磨 きができていても虫歯になってしまいます。

ですから歯磨きと同時に食事の時間もちゃんと決めておきましょう。

できればお口に物がない状態が一時間以上続くようにしましょう。

 

前歯のレントゲン写真。 子供の歯(乳歯)の下に大人の歯 (永久歯)が生えてきてますね。 乳歯は永久歯に下から押されるこ とで、根っこがどんどん吸収して 短くなっていきます。そして最後 にはグラグラしてきて自然に抜け るんですね。 乳歯のむし歯を放っておくと バイキンが根っこを伝わって その先に病気(炎症)を作って しまいます。そうなると後から 生えようとしている永久歯に いろんな悪さをすることが あるんですよ。