
うーん、そんな話、よく耳にしますよね。 歯科医師としてちょっと耳が痛いです。
でもちょっと考えてみて下さい。もし皮膚にケガをした時、それは絶 対に治さなくちゃいけないものなので、それを治すための治療費や薬代 は、もちろん保険が適用されてとても安い値段ですみますよね。
でももし傷口を治すだけじゃなく、肌のシワも取ってくれて、今より10歳若い肌になれる薬があったとしたらどうでしょう。
それはもう治療の枠を越えてしまいますので保険適用外となって、薬もとても高価なものになってしまうでしょう。
実は歯科医療というのはそれと似たような性格を持つものなんです。
例えば奥歯のむし歯を治した後に金属をかぶせる。
これはむし歯を治し、かみ合わせを回復させるために絶対に必要なものですから
もちろん 保険は適用されます。
でも金属の色は嫌だ、白くて見た目がきれいなものがいい!ということになると
それは医療の枠を越えて審美的な要素が 加わってしまうため、保険適用外ということになってしまいます。
それは金属でできた精密な入れ歯、矯正、そしてホワイトニング等に 関しても同じことが言えます。
全ての治療に対してどのくらいの費用が必要になるのか、またどの程度 見た目やかみ合わせを回復させたいのか。
もし疑問に思ったり、心配に なったら、どんどん質問して下さい。
私たちも患者の皆さんがどんな治療を望んでいらっしゃるのかを事前に知っておくのは
とても重要なこと だと考えています。
どういうものに保険が適用され、どういうものが保険適用外なのか、
またそれぞれの利点と欠点をできるだけわかりやすく説明したいと思っています。